「これから美容室を開業するけど、後悔することのないように前もって問題に対処しておきたい」
「サロンの開業準備に追われていて、あまり他のことに着手できていないけど、このままでいいの?」
と、これから初めて美容業を開業される場合、「開業してから何に困りやすいか」ということが気になるかと思います。
この「美容業のオーナーを対象に実施されたアンケート」は存在し、その中で「開業時に注意しておけばよかったこと」の項目も存在します。
そこで今回は、「美容業開業時に注意しておけばよかったこと|その対処法」についてご紹介いたします。
目次
開業時に注意しておけばよかったこととは?(複数回答)
日本政策金融公庫の調査より、 ・自己資金が不足していた(32.9%) ・外観・看板の視認性に問題があった(32.9%) ・開業時、従業員の教育期間が不足していた(28.2%) ・ターゲットとする顧客をもっと明確化しておけばよかった(25.9%) ・物件の選定に関する知識が不足していた(18.8%)
日本政策金融公庫の調査によると、開業時に注意しておけばよかったこととして、最も多く票を集めたのは、「自己資金が不足していたこと」「外観・看板の視認性に問題があったこと」です。
そのお店が軌道に乗るまでの赤字補填の費用などが十分な金額を準備できていなかった、などの資金の問題があるのかもしれません。
また、美容室やサロンなどはデザインを重視する必要がある業態であるので、その視認性とデザインのバランスを取ることが難しいという問題がある可能性があります。
ここで抜粋した上位5つの項目から考えられるのは、
- 事業が軌道に乗るまでのお店としての体力
- 集客
- 営業中のオペレーション
以上のことに課題を感じやすいということではないでしょうか。
ここでは、以上の3点について解説します。
美容業開設費用とその内訳|運転資金は?
日本政策金融公庫の調査によると、美容業開設費用は、940万円です。
その中の内訳については、以下のようになっています。
- 内外装工事
- 機械・什器・備品等
- 運転資金
- テナント貸借費用 など。
美容業の開設費用は、940万円ほどであると回答する方が多かったようです。
しかし、この金額で「資金が足りなかった」問題が生じていたことから、開業後の運転資金の資金としてどの程度残るようにするのか、など検討が必要であると考えられます。
融資をして資金を集めることをお考えや、事業が軌道に乗るまでの運転資金のことについて、ご興味のある方はぜひ読んでみてください。
外観・看板の視認性を失わないためのポイント
お店を開業する際に注意したい「外観・看板」の考え方は、以下の記事で解説しています。
- ファサードデザインの考え方
- 店舗デザインの設計・施工業者の選び方
- 看板のデザインの考え方
以上のことを記事中で解説しているので、これからお店の外観について着手する方は、ぜひご覧になってみてください。
開店前に簡単にできる従業員教育で注意したいこと
開業前にできる従業員教育の方法としてご紹介するのは、以下の4点です。
- マニュアルを作る
- チェックシートを活用する
- インセンティブ制度を作る
- トレーナー制度を作る
詳しくは、以下の記事で詳しく解説しているので、ご興味のある方はご覧になってみてください。
最後に
開業時に注意しておけばよかったこととして、挙げられていることには前もって対策ができるように準備をしたいものですね。
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