ホームページ・WEBサイトの保守の内容とは?|外注すべき?

ホームページ・WEBサイトの制作をこれから外注することを考えたときに、

専門的なことはわからないからなるべく外注はしたいけど、それにしても、それに付けこまれて要らないオプションまでつけてしまい、費用が無駄に上がってしまうのは嫌

と感じることもあるかと思います。

WEB制作の代行業者は、日本に大量にあるため、中には悪質な業者もいることでしょう。

それなりに高い料金を払うことになるので、慎重に検討したいものの、「そもそも検討の仕方がわからない」、という問題に陥ることもあるのではないでしょうか。

そのような場合は、まずサービスの内容を具体的に把握し、「本当にそれが必要かどうか」を、判断してみてください。

今回解説する「保守管理」については、基本的にはどこに依頼しても大差はなく、情報セキュリティ上の懸念だけ払拭できる「信用できる業者」を見つけることができれば、そこに依頼することをオススメします。

では、WEBサイトの保守管理とは何で、これを外注する必要はあるのでしょうか?

保守管理と同時に扱われやすい「運用」については、以下の記事で解説しています。

WEBサイトの保守管理とは?なぜ必要なのか?

WEBサイトの保守管理とは、そのまま「WEBサイトのメンテナンス」のことをいいます。

WEBサイトを作ってしまうと、そのまま放置でも存在させることは可能ですが、1企業や事業主が、「そのビジネスの信用」を考えると、そのサイトの不具合があってはいけません。

定期的のこの「メンテナンス」をしないと、「ドメインの契約が切れてしまい、画面が表示されなくなってしまった」「新しいブラウザの仕様にサイトが対応しておらず、デザインが崩れている」など、気づいた時には「WEBサイトが機能していない」状況になっている可能性があります。

そのため、WEBサイトは作って終わりでは済むことはなく、定期的なメンテナンスによってエラーを未然に防いだり、エラーを解決することが必要になります。

WEBサイトの保守管理の内容は主に4つに分けられる

具体的な保守管理の内容は、ここでは主に4つに分けて説明します。

①ドメイン・サーバーの管理
②SSLサーバー証明書の更新
③ブラウザ・端末への対応
④CMS(コンテンツマネジメントシステム)の更新

①ドメイン・サーバーの管理

ドメインとは、「インターネット上の住所」のこと、
サーバーとは、「WEBサイトの情報を表示させるために必要なコンピュータ」のことをいいます。

(このドメイン・サーバーについては以下の記事から詳しく説明しています。)

つまり、WEBサイトを表示させようとすると、「〇〇.com」のようなドメインを取得し、そこに紐付けた情報をブラウザで表示させるためにサーバーと連携させる必要があります。

このドメインとサーバーはセットで理解されることが多く、これらが同時に存在しないとWEBサイトを表示させることはできません。

しかし、これらは一度契約すると永久に使えるわけではなく、定期的な契約内容の更新タイミングで更新する必要があります。

この作業を怠ってしまうと、せっかく取得したドメインでWEBサイトの情報を発信できないことになるので、この作業を「保守作業」の中で行います。

②SSLサーバー証明書の更新

SSLサーバー証明書とは、WEBサイトの信用を左右する「通信の暗号化」「運営者の実在」を証明するものです。

このように説明すると、かなり重要になることがわかるかと思われますが、こちらにも定期的な更新作業があるので、怠ってしまうと、信用を証明できないことになり、WEBサイトの運営が難しくなることもあります。

情報セキュリティ上の観点からも、この更新作業は必要になることでしょう。

③ブラウザ・端末への対応

ブラウザとは、「Chrome」「Safari」「Edge」などのWEBサイトを閲覧するためのものですが、こちらも定期的にバージョンが更新されているので、それに合わせてWEBサイト側も設定を更新する必要が生じることがあります。

また、最新機種の端末・デバイスやによってWEBの見た目が極端にズレてしまうこともあります。

これらを防ぐために保守管理の中で対応作業を行います。

④CMS(コンテンツマネジメントシステム)の更新

CMSとは、コンテンツマネジメントシステムの略称です。
意味は、WEBサイトのコンテンツを管理するシステムです。

例えば、有名なCMSの1つに「WordPress」というものがあります。
当サイトもWordPressで運用を行なっておりますが、こちらのCMSにも更新作業が必要になることがあります。

そのような場合に、きちんとバックアップを取って、バージョンを最新に更新したり、それに伴ってエラーが生じたら、そのエラーに対処しなければなりません。

大きなエラーが起こることは稀ですが、エラーに困るのを予め避けておきたいということでしたら、業者に「保守」を代行依頼されるといいかもしれません。

勿論、WEBサイトに詳しい担当者がいれば、外注は不要

ここまで、WEBサイトの保守作業とは何か、なぜ保守作業が必要かということを説明してきましたが、

勿論、社内にこの知識を既に有している方がいらっしゃれば、この作業を外注する必要はないかと思われます。

「社内に保守管理ができる人間がいない」「できる人間がいるけど、その人の手間がかかってしまうのが問題」という場合には、WEBサイト制作代行業者に保守管理までサービス依頼することをオススメします。

また、保守管理と同時に語られることが多い、「運用」については、以下の記事をご覧ください。

場合によっては「保守・運用」としてパッケージ化されていることがあります。

最後に

最後までお読みいただきありがとうございます。
保守作業は、一見地味な作業ですが、これをきっちり行わないと、突然WEBサイトが映らなくなるなどの問題に発展することがあります。

WEBサイト制作代行を依頼されるということは、WEB上のビジネスの窓口として設定することをお考えのことでしょう。

もし少しでも不安がございましたら、「保守管理」についても依頼してみてはいかがでしょうか。

弊サービスにつきましては、当サイトからでも具体的なサービス内容を相談することが可能ですので、お気軽にご連絡ください。

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