ペルソナの作り方|マーケティング施策の効果を最大化するために

「ペルソナって何?」
「ペルソナってどうやって作るの?」

と思っている方は多いのではないでしょうか。
マーケティングに関する情報を集めていると、必ず目にするのがこの「ペルソナ」です。

これに似た言葉に「ターゲット」という言葉があります。

では、マーケティングを行なっていく上では欠かせないこの「ペルソナ」の作り方はどのようなものなのでしょうか。

そこで今回は、「ペルソナの作り方・考え方」についてご紹介します。
ホームページのターゲットの定め方」についてはこちらのリンクからご覧いただけます。

ペルソナとは|ペルソナとターゲットの違い

ペルソナとは「自身のサービスや商品の理想の顧客像」です。

冒頭に、このペルソナと似た言葉にターゲットがあると言いましたが、このターゲットとの違いは、その内容の「詳細さ」にあります。

ターゲットは、ある項目に沿って理想の顧客像のステータスを埋めていくように作成するのに対し、ペルソナは、その項目からストーリーを考え、より現実的なものへと仕上げていきます。

このようにしてペルソナを作ることで、あらゆる洞察が可能になり、施策を考える際の判断基準として扱うこともできるようになります。

ペルソナの作り方

では、本題の「ペルソナの作り方」について解説します。
その作り方は、大きく分けて5つのステップからなっています。

①定量的な情報を集める

まずは、顧客データや購買情報などから、ペルソナを考えるもととなるような顧客の定量的な情報を集めます。

 例)・中心年齢層:50〜60歳、独身:既婚比率:2:8、都市圏在住者が6割
   ・世帯年収600〜800万円に全体の6割が集中 

②定性的な情報を集める

次に、①の定量的な情報に対して、定性的な情報を集めていきます。
顧客に直接インタビューを実施するなどして、定性的な情報を集めます。

 例)・会社員としてある程度の地位に達しており、嗜好としてファッションに対して興味を持ち始めた。
   ・ファッションに対する知識はあまりないが、周囲からのみられ方を気にしている。 

③集めた情報から、インサイトを考える

①と②で集めた情報から、その対象となる顧客の気持ちや行動パターンを示す要素(顧客インサイト)を挙げます。
この挙げた要素をグループ化して整理します。

 例)・既婚/未婚、都市圏在住/地方在住
   ・消費傾向など 

④ペルソナのもととなる要素を羅列する

③でグループ化された顧客インサイトから、ペルソナのもととなる要素を抽出し、羅列します。

例)東京都在住、58歳、既婚、子供あり、ファッションに疎い、ショッピング好き

⑤ペルソナを作成・ストーリー化を行う

④で羅列した内容をもとに、具体的な人物像を考えます。その際に、背景やストーリーを作成することで、人格を付け、ペルソナとしての精度を高めていきます。

例)・会社員として30年以上働き、貯蓄をある程度持っている。2人の子供も成人したことで生活にも余裕が出てきたこともあり、自分のためのお金を使うことが増えてきた。年相応の身嗜みをすることが大事であるという価値観に基づき、嗜好・趣味の中でも特にファッションについて関心を持つ。一辺倒な服装ではなく、自身が満足でき、周囲からも好印象の持ってもらいやすい服装をしたいと考えている。

ペルソナを作ったら、施策も考えてみよう

このように、ペルソナを考えると自分たちのサービスの理想像が明確になり、「どのような媒体でどのような内容の広告を打つべきか」、などの施策の検討がしやすくなるかと思います。

ペルソナは「作って終わり」では意味がありません。
マーケティング施策の検討も進めながら、まずペルソナについて考えてみてください。

最後に

今回は、「ペルソナの作り方」についてご紹介しました。これからマーケティングについて検討されている方は、当サイトに他にもコンテンツがあるので、ぜひ読んでみてください。

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