「この度、WEBサイトの制作を業者に外注することになったけど、イメージがざっくりと頭の中にあるだけで、何を伝えればいいのかわからない」
「専門的な表現がわからないから、発注時に何をどう伝えたらいいかがわからない」
「そもそも何の情報を載せるべきかなど、初歩的なことから知りたい」
以上のように、WEBサイト制作を外部に委託することに慣れていない方にとっては、外注時に業者から、いきなり「何を作ってほしいか教えろ」と言われて混乱するかと思います。
もし混乱させてしまったら、それは業者側の不手際であるため大変申し訳ないのですが、今回はその混乱を回避するために、「事前に」「発注側」が考えていただくとスムーズに話がしやすい項目をまとめました。
これらは、ざっくりとした内容ですが、特にWEBサイトにこだわりがない方でもこの内容は押さえてみてください。
しかし、この項目の内容が固まらなかった場合、その内容を固めるところから、業者に相談してみることをお勧めします。
WEBサイト制作の方向性・目的の確認
まずは、なぜWEBサイトを作ろうとし、外注しようと思ったのがなど、以下の3項目を確認することで、その経緯や目的を共有することで、目的のズレた納品物が完成されることを回避します。
この部分が共有されていないままに制作に着手されてしまうと、目的そのものを誤認識してしまっているので、制作の使われ方が制限されてしまい、無駄なサイトが完成されてしまうことでしょう。
特に、この段階で「目的」と「依頼範囲」、例えば、「予約数アップのためのWEBサイトの窓口を新たに設置すること」という発注要件がわかれば、だいたいの話の流れが早くなると思います。
・WEBサイト制作・リニューアルの目的 完成したWEBサイトをどのように使いたいか。(WEB経由の集客、コンテンツを掲載する、単なるWEB上の窓口、予約サイトとの連携、など) ・WEBサイト制作を検討した背景 なぜWEBサイトが必要になったのか。 他にWEBサイトを有していない現在、普段どのようなツールを活用しているか、など。 ・WEBサイトの運用は可能か(外注したい範囲) WEBサイトの見た目を整え、最低限のコンテンツだけ埋めてほしいだけなのか。 それに加え、日常のコンテンツ掲載の代行まで依頼したいのか、など。 ・WEBサイト制作後に期待する成果 会社のイメージを上げたい、予約数アップ、認知を高めたい、など。
WEBサイトの仕様や見た目のイメージを固める
目的がわかったところで、次に「WEBサイトのイメージ・見た目」の部分について認識を合わせます。
特に知りたいのは、明るいのか、暗いのか。
ターゲットは若いのか、中年なのか、年配なのか。
など、イメージの情報です。
そのため、「若い女性をターゲットにしたいが、あくまでもウチのコンセプト的には暗い色を基調とした見た目にして欲しい」といった情報があれば、理解がしやすいかと思われます。
その際には、見た目の参考となる他のサイトを提示されたり、既に使用予定の画像などがございましたら、この段階でご提示いただくと話がスムーズにいくかと思われます。
・サイトのテーマ・コンセプト なんとなくの抽象的なイメージでもちろん構いませんし、伝えにくければ参考となる他サイトを見せるのがいいかと思われます。 ・ざっくりとしたターゲット 性別・年齢など、対象の属性について。 ・最低限盛り込みたい内容 会社概要・お問い合わせなどのページについて。 手持ちの使いたい素材があるか、など。 ・参考にしたいサイト 具体的なURLがあるとわかりやすいかと思われます。
最後に
今回、最初にヒアリングされるようなことをご紹介しました。
少しWEBサイト外注興味あるという段階で、「ざっくりとした見積もりだけほしいんだけど」といった場合には、「実装してほしい機能」「想定ページ数」が分かれば、だいたいの金額がわかるかと思われます。
少し相談してみたい、イメージはこれから考えるといった場合でも、お気軽にご相談ください。