「ホームページを作成してもらいたいけど、どれくらいの期間を要するかわからない」
「発注者がした方がいいことはある?」
とお悩みのかたは多いのではないでしょうか。
個人事業主の方や企業のWeb担当の方など、これから新規でホームページを作ることをお考えの方もいらっしゃると思います。
しかし、この制作期間が掴めなかったり、必要な準備がわからなければ検討がしづらいものです。
そこで今回は「Web制作にかかる期間・主な制作フロー」についてご紹介します。
これからWeb制作の発注をしようとしている方は、ぜひこちらの記事を読んでみてください。
目次
Web制作にかかる期間は、案件によって様々だが...
Web制作にかかる期間は案件によって異なりますが、共通して同じようなフローを経て制作されます。
この記事を読んでいる方は、個人事業主として働かれている方や、中小企業にて勤務されている方が多いはず。
ここでは特にそのような「まずは小規模のホームページ制作をお願いしたい」とお考えの方向けに、「10ページ未満でのホームページ制作」について解説します。
10ページ未満のホームページの場合
10ページ未満のホームページの場合、かかる期間は約2ヶ月〜2ヶ月半ほど。
大規模はサイト制作に比較すると短い期間で制作が完了します。
この10ページで制作されるホームページで掲載するページは以下のようなものがほとんどです。
・TOP ・企業概要 ・企業沿革 ・サービス・商品情報 ・ニュース ・お客様の声 ・社員ブログ ・お問い合わせフォーム・よくあるお問い合わせ ・アクセス ・採用情報
他にも、記載したい情報があれば、制作会社の担当者の方に相談してみてください。
Web制作の主なフロー
上記のように、小規模のWebサイトでは約2ヶ月〜2ヶ月半程度かかるとされていますが、その制作フローは、以下のようになっています。
①要件定義・サイト設計
まずは要件定義・サイト設計を行います。
最初に制作会社の担当者が、どのようなホームページが欲しいかを発注者からヒアリングします。
その内容をもって、どのようなサイト構成にするかを決めます。
このどのような要件を満たすサイトを制作するかを決めるフェーズを要件定義、またそれをもった設計フェーズをサイト設計と言います。
②デザイン
次は、制作会社によるデザインのフロー。
①の要件定義・サイト設計では主に機能面ついて決定しましたが、このデザインのフローでは、決めたサイト設計に則って、どのような見た目のホームページを作るかを決めます。
デザインは感覚的な側面もあるので、発注者との合意も難しいところでもあります。
会社のコーポレートカラーがあるなら、それが正しく扱われているかなども要確認です。
③開発
デザインまで決まれば、開発が始まります。
ドメインの設定やサーバーの設定などを行うのも、このフェーズです。
画像やコンテンツを作成しますが、この時点では公開されません。
④テスト公開
開発が完了すれば、テストとして公開を行います。
実際にブラウザで表示をしてみて、デザインが壊れていないか、ちゃんとページが遷移するかなど、チェックを行います。
この時点で不具合が確認されれば、再度③開発のフェーズに戻ります。
⑤公開・納品
テスト公開で問題がなければ、実際に本番の環境での公開を行います。
ここで発注者が内容にOKを出せば、制作は終了し、納品となります。
納品の後に、検収を行い一連のフローを全て終えます。
基本的には、各フェーズが進むタイミングで発注者への合意を行います。
制作期間を少しでも短くするには、事前に準備をすること
ここまでご紹介したように、ホームページを制作するにあたって、あらゆることを決定し、合意を取りながら、プロジェクトとして進行させる必要があります。
そのため、合意が取れなければなかなか進行せず、「思ったより制作に時間がかかるかも」となってしまう可能性もあります。
そのような事態を回避するには、事前に以下のような準備をしてみてください。
- そもそも何のためにホームページを作成するのか
- デザインを決める上で重視する点はどのような点か
- 発注者から制作会社に提供できる画像素材はあるか
などです。
これらのようなことは、要件定義の際のヒアリングのフェーズで聞かれることではありますが、この部分がしっかりと決まっていれば、その後の話もスムーズに進むことがほとんど。
フェーズが進む際の合意の時にも、一貫した判断基準が存在するので、「思っていたのと違う」とトラブルになるリスクも減ります。
もっとこだわるなら、「提案依頼書」として文書にまとめた形にしておくといいかもしれません。
最後に
今回は「ホームページ制作にかかる期間・フロー」についてご紹介しました。
初めてホームページ制作を外注するかたにとっては、何を準備すればいいのかわからなかったり、どのように進捗させたらいいのかわからなかったり、懸念する点も多いかと思います。
ホームページはその事業や会社の窓口にもなるもので、失敗はしたくないはず。
「要件定義するも何も、何を考えるべきかわからない」という方は、お気軽に弊社までご相談くださいね。